カッティングマシンSilhouetteってどんなもの?
こんにちは!
イラストレーターのイシグロフミカです。
公式アンバサダーを務めさせていただいております、グラフテックさんの小型カッティングマシン Silhouette (シルエット)シリーズ。
こちらの記事では、5月15日(土)にInstagramでおこないましたSilhouette担当者さんとのコラボライブにお寄せいただいたご質問のなかで、特に多かった価格に関するものを中心に回答をご紹介していきます。
※価格について変更がありましたので、2022年8月に更新いたしました。今後も変更の可能性がありますので、現在の価格は公式サイトでご確認ください。
今回のライブは「マシンをお持ちでないかた向け」として、わからないことや疑問に思っていることを気軽になんでも聞いちゃおう!という回にしました。そのためこの記事も「カッティングマシン」という言葉じたい初めて聞いた!というかたも、気軽に読める内容になっていると思います。ぜひ以下の目次のなかの気になる部分から読んでみていただけたらと思います◎
カッティングマシンってなに?
その名のとおり「カッティング(切る)」「マシン(機械)」というのが1番シンプルな答えです。家庭用プリンタを例にご紹介すると、
● 家庭用プリンタの場合
PC・スマホから印刷したいデータを機械に送信
→ 自動で 印刷 してくれる
このイメージで、
● カッティングマシンの場合
PC・スマホからカットしたいデータを機械に送信
→自動で カット してくれる
とてもざっくりとですが、まずはそんなイメージをお持ちいただければOKです◎
もっとどんなことができるのか知りたい!というかたは、以下のリンク記事をあわせてご覧ください。
保育園・幼稚園の先生へおすすめのワケ
壁面飾りやカード類を制作することが多い場合、カッティングマシンはとても便利な道具です。
- 同じ形をすばやくカットできる
- こまかいパーツもきれいにカットできる
- ダウンロードしていろんなデザインが使える
Silhouette公式サイトの特集ページでは、より詳しく、実際に幼稚園の先生にお使いいただいたモニターレポートも公開されています。ぜひあわせてご覧ください。
マシンの価格はどのくらい?
お寄せいただいたご質問で1番多かったのは 価格 に関するものでした。あまり馴染みのないものですと価格の想像もつかないですよね。個人で手が出るようなお値段なのか、そもそも企業向けの何十万もするようなものなのか、不安に思われるかたが多かったのではと思います。
現行4機種の価格比較表
Silhouetteシリーズのカッティングマシンは2022年8月現在、4機種販売されています。
「高い・安い」は人それぞれ感じ方が異なるものなので、何とも言えないのですが、おおよそ ” 家庭用プリンタと同じくらい ” と言っていいのではと思っています。
本体価格に含まれているもの
価格に関するご質問と同じく「初期費用はどのくらいかかるの?」というお声もいただいておりました。以下の図表を見ていただくとわかる通り、まず必要になるものは全て本体に標準で付属しています。
私のブログやInstagramをご覧くださるかたに、保育園・幼稚園で働かれているかたが多いので〈 基本的な使い方 = 色画用紙をカット 〉という前提でお話してしまっております。図表にもある通り、標準付属のカッター刃で切れるものはたくさんあります。
・色画用紙、折り紙など紙類
・カッティングフィルム
・アイロンシート
・薄いプラバン
・マグネットシート
厚さにもよりますが、上記のものは標準付属のカッター刃で切ることができます。
布やフェルト類、しっかりした厚紙、合成皮革 などを切りたい場合は、別売のオプションカッター刃を買い足していただく必要があります。
(※1番小型のportrait2は標準カッター刃のみ対応のため、布やフェルトはカットできません。)
マシンの大きさはどのくらい?
ご家庭や職場にマシンを置いたときに、どのくらいの場所をとるものなのか、マシン本体のサイズが気になるというご質問を多くいただきました。本体サイズが大きくなればなるほど、セットできる紙の大きさも大きくなるので、カット可能サイズと合わせて画像を作ってみました◎
本体サイズとカット可能サイズ
(スマホ画面だと文字が小さくて読みづらいかもしれません。拡大してご覧ください。)
小・中・大・特大 といった感じでしょうか。
カットするとき必要なスペース
マシンを稼働させるとき、どのくらいのスペースが必要になるのかおおよそのイメージをご紹介します。
何かをカットする場合、基本的には「カッティング用台紙」に切りたい素材を貼り付けて、マシンとともに使用します。写真のようにマシンの前方に台紙をセットするので、台紙分のスペースが必要になります。
写真のCAMEO4の場合:
マシン本体の奥行き17cm + 台紙のサイズ35cm = 52cm
カットが始まると、台紙が前後に動くので、マシン後方も多少のスペースがあったほうが良いことを考えると、70cmくらいあると使いやすいかなと思います。(機種によって異なるので、CAMEO4を例にしたおおよそのイメージとお考えください。)
オプションで購入したほうがいいものは?
先の「本体価格に含まれているもの」でご紹介しましたが、基本的に、必要なものは本体購入時に全部ついてきます。ただ、色画用紙やおりがみなど、比較的うすめの紙類を切ることが多い場合におすすめのものが1点あります。
弱粘着カッティング用台紙
カッティング用台紙は各機種それぞれに3種類発売されています。
本体購入時に付属しているカッティング用台紙は、幅広い素材に対応できるように【標準粘着】となっています。色画用紙などを切る場合、こちらでももちろんカットはできるのですが、しっかり固定されるため、カット後に台紙からはがすときに破れてしまう可能性があります。
【弱粘着】なら、色画用紙などなら十分固定できる粘着がありながら、はがそうとしたときには比較的はがしやすいため、保育園・幼稚園の先生がたや、紙類のカットを中心にされるかたにはおすすめです◎
カットしたい素材に合わせたカッター刃
こちらは、おすすめと言うより、切りたい素材が決まっている場合 はそれに合わせて買い足しておくと便利なものです。
本体購入時に写真左の「オートブレード」は付属していますので、基本的なもののカットは可能です。プラ板やスチレンボード、バルサ材などしっかり厚みのあるものを切りたい場合は「クラフトブレード」、布やフェルト、クレープペーパーなどカッター刃がひっかかりそうな素材感のあるものを切りたい場合は「ロータリーブレード」をご準備いただくと良いようです。
本体のご購入方法
Amazon、yahoo!ショッピング、楽天などなどご購入いただけるお店はいろいろあります。通常のネットショッピングのようなイメージで、買い方が特に難しいということはないと思います。
ただ、公式サイトでご購入いただいた場合のみお受け取りいただける【コラボ特典】限定カット用データ がありますので、特典を受けていただくためのご購入方法をご紹介します。
Silhouetteのカッティングマシンに送信して使える お誕生日カード のカット用データです。
特典を受けていただくための条件は3つです◎
- 公式オンラインショップで購入
- Silhouetteシリーズ本体購入が対象
- クーポンコード【 FUM2BPXSJ 】を入力
色画用紙をご用意いただければ、マシンがお手元に届いたその日から、作り始めていただけますので、せっかくご購入いただくのでしたら、ぜひ特典もゲットしていただければと思います♪
下記リンク先の記事でさらに詳しくご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
お問い合わせ窓口
- イシグロフミカ
- デザインストアやカッティングマシンについてのお問い合わせは、Silhouette Japan グラフテック さんのお問い合わせ窓口にご相談いただくとスムーズです。
マシンの機能や仕様・操作方法などのご相談は、私ではお応えしかねますので、お手数ですが公式の「お問い合わせ窓口」からお願いいたします。カット後の工作のことやデザインのことなどは、私でも大丈夫ですので、お気軽にご質問いただければと思います◎
公式サイトでイシグロフミカの特集ページを公開していただいております。ご興味をお持ちいただけましたら、あわせてご覧ください♪
さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、5月15日に配信させていただいたSilhouetteさんとのコラボライブにお寄せいただいたご質問のなかから、価格に関するものを中心に回答をご紹介させていただきました。さらにご興味がわかれたかたは、5月23日(日)にWEBセミナーが開催されますので、そちらへのご参加もご検討いただけたらと思います。
▼ WEBセミナーのアーカイブ動画が公開されました
( 2021.6.11追記 )
画像から Silhouette公式YouTubeチャンネル へ飛んで動画をご覧いただけます。
「オトナにもコドモにもわくわくを届けたい」nowanowan 代表。 幼稚園の先生として働いたのち、2009年春よりフリーランスのイラストレーターとなる。イラスト制作のほか、これまでに8冊の著書を出版し、ワークショップの講師もつとめるなど活動は多岐に渡る。自身が保育の現場で働いていた経験から、保育者や保護者の力になりたいという想いが強く、試行錯誤を続けている。