デザインペーパーの使い方① 紙袋を作ろう!
こんにちは!
イラストレーターのイシグロフミカです。
こちらの記事では、
デザインペーパーの使い方・活用方法
のなかの1つ【紙袋の作り方】をご紹介します。
A4サイズのラッピングペーパーを使います♪
見本で使用しているラッピングペーパーの詳細は以下のブログでご紹介しています。ダウンロード販売もしていますので、あわせてご覧いただけたら嬉しいです。
では早速、紙袋を作っていきましょう♪
完成する紙袋について
A4サイズのラッピングペーパーを使って、
【 幅9cm×高さ17.5cm×マチ5cm 】の紙袋を作ります♪

いろんなサイズの紙袋が作れます◎
使用する紙のサイズや、折り幅によって、完成サイズは変わります。ご自身の使いやすい紙袋のサイズになるように調整してください♪
ご用意いただく材料&道具
作っていただくための材料と道具はこちら!

定規は少し長めの30cmがおすすめです。
- ラッピングペーパーA4サイズ
- のり
- 定規
- カッティングマット
くまさん
- カッターも使わないのに、カッティングマットってなんで?!いらないんじゃないの〜?
イシグロフミカ
- そうだよね!もちろん、なくても作れるから大丈夫だよ♪でも、あると作るときにとってもラクになるから、その使い方も紹介していくね!
ラッピングペーパーと糊があれば基本的にはOK!…なのですが、定規とカッティングマットがあると、作りやすくなり、とても便利です◎ 作り方と合わせてご紹介していきます。
紙袋の作り方
【 追記 】YouTubeに作り方動画を公開しました!
動画でご覧いただくとよりわかりやすいかと思います♪ブログとあわせてご活用いただけたら嬉しいです。
文字での説明はこちらから↓
まず、ラッピングペーパーを裏返して、柄が印刷された面を下にして置きます。

定規をガイドにすると折りやすくなります♪
右端から1.5cmの箇所に定規を当てて
(マットの目盛りに合わせられると、定規で測らなくてもいいので便利です。)

裏返していた柄が少しだけ見えます。
折ります。
この1.5cm幅の部分が ” のりしろ ” になります。
” のりしろ ” ができたら、紙の左端をのりしろの右端に合わせて半分に折ります。

半分に♪

こんな感じに♪
折れたら ” のりしろ ” に糊を付けて

端までしっかり糊をつけると仕上がりがきれいに◎
しっかり接着させましょう。
次に、その状態のまま、右端から2.5cm・左端から2.5cm の箇所に折りスジを付けます。

ここでも定規をガイドにするとしっかり折れます。

左端も同様に折ります。

こんな状態になればOK!
上を向いた「 コ 」の字になっていればバッチリです♪
次に、先ほど折った左右は軽く開いて、下から3.5cm の箇所に折りスジを付けます。

カッターマットの目盛りに合わせると便利!

こんな感じに♪
折りスジを付ける位置がわかりやすいように、紙の向きを変えずに撮影していますが、ご自身の折りやすいように紙を回転させて折ってくださいね◎

左右と下に折りスジが付きました。
ちょっと写真では見づらいかもですが、左右に1本ずつ、下に1本、計3本の折りスジを付けることができたかと思います。
次に、この状態だと、右端と左端は ” 山折り ” になっています。この ” 山折り ” になっている部分を、先ほど左右につけた折りスジを使って、袋の内側へ折り込みます。

側面がこんな感じになればOK!

右端も左端も同様に折り込みます。

真上から見るとこんな感じに。
写真では見えづらいですが、下から3.5cm に付けた折りスジは残っている状態です。
その折りスジに向かって、

下の角を2箇所折ります。
角を上に向かって三角に折ります。
折った三角部分は折りスジが付いたら戻します。
戻した状態で、1番上の紙を上に向かって開きます。

指でぐいっと♪

こんな感じで開きます。
この工程は、折りスジをつけるためなので、開けたら元に戻します。
裏返して、裏面も同様に開いて折りスジを付けます。

折りスジが付いた状態がこちら。
この工程で折りスジを付けておくと、次の工程がラクになります♪
次に、紙が筒状になっているので、立てて底部分を折っていきます。

こんな風に立てます。
先ほど折った三角の折りスジを使って、

ここで折りスジが活きます◎
写真のように開きます。

横から見たところ。
右から左へ、きゅきゅ〜とつまんで行くと…

折りスジに沿って左へ。

最後こうなればOKです!
ここがちょっとわかりづらい…かも。
写真ではわかりづらい場合はYouTubeで動画をご確認ください。

両方の側面を同じように折るとこうなります。
ここまで出来ればあとはカンタン♪
仕上げに糊で貼って、紙袋の底を作っていきましょう!

折りスジにそって大きく開きます。

折り返して重なる部分を糊づけします。

反対側も同じように糊づけ♪

横からみたところ。
これで完成です◎
最初のほうの段階で、左右を2.5cm折ったと思いますが、ここが2.5cmだから底のマチ部分が5cmになります。2cmにすればマチが4cm、3cmにすればマチが6cm、となります。

完成した紙袋がこちら!
まとめ
いかがでしたか?
今回はA4サイズのデザインペーパーを使いましたが、最初に用意する紙の大きさによって、作れる袋の大きさは様々なので、作りたい袋の大きさに合わせてデザインペーパーを用意してみてください。
くまさん
- なるほどね〜カッティングマットを使えば、定規でいちいち測らなくてもいいんだ…確かにラクかも。
イシグロフミカ
- でしょ?
もちろんなくても作れるんだけど、たくさん作りたいなーというかたは、1枚持っておくといいかもしれないね◎
カッティングマットについてはよくご質問をいただくので、私がいつも愛用しているものをご紹介しておきます。
色の種類も豊富でカラフルなので、工作のテンションもあがります!
お家時間が増えている今、少しでも楽しい気持ちで過ごせるといいですね♪

持ち手を付けても可愛い◎
折り方のご紹介に使った「こどもの日」のラッピングペーパーは、以下のブログで詳しくご紹介しています。ダウンロード販売は5月中旬頃までを予定しています。
メモ用紙やぽちぶくろも作っていただける3種のデザインペーパーセットです。

総柄・メモ用紙・ぼちぶくろ
お家時間のお供にぜひご活用ください◎
「オトナにもコドモにもわくわくを届けたい」nowanowan 代表。 幼稚園の先生として働いたのち、2009年春よりフリーランスのイラストレーターとなる。イラスト制作のほか、これまでに8冊の著書を出版し、ワークショップの講師もつとめるなど活動は多岐に渡る。自身が保育の現場で働いていた経験から、保育者や保護者の力になりたいという想いが強く、試行錯誤を続けている。